積み木には2種類あって「色つき」と「色なし(白木)」があります。
初めて買う人は色つきを買う人が多いそうです。
やはりカラフルな方が子供も喜ぶということでしょうか。
色については個人での好みもあるので一概に良し悪しはないのですが、初めての積み木はどちらかというと「色なし(白木)」がいいと思います。
その理由は積み上げた結果、すなわち「作品」になった時です。
みなさんも経験があるのではないでしょうか?家なり動物などを作る時、同じ色の積み木で作りたい部分なのに同じ色のブロックが足りなかった。
結果、なんか色がバラバラの作品になってしまった。
結局満足できない作品になるわけです。
箱に入っていたり、普通に並べたりするぶんにはカラフルなものの方がきれいかもしれませんが…。
その点、色なし(白木)のものは色の区別がなく統一感があり、色による違和感もなく飽きがこないものです。
そして色がないことによる利点「想像すること」。
色がないからこそ生まれるものです。
赤い積み木はあくまでも「赤いもの」です。
しかし色がなかったら、赤にも青にも黄色にもなれるわけです。
現代の子供は「あそび能力」が低下したせいで集中力がない・飽きやすい・おもちゃを大切にしないと言われます。
しかし、実際思うのは子供の能力が低下したのではなく、与えるおもちゃが低下したせいではないでしょうか。
本当にいいおもちゃというのは、例えば私たちが小さい時に夢中になったものではないでしょうか?
本当にいいおもちゃであれば今の子供も夢中になって遊ぶものです。
今、日本の玩具産業で売れる要素として挙げられているのが「光る・動く・鳴る」だそうです
おもちゃ屋さんに行ったら、頭が痛くなるほどこの「3要素」を取り入れたおもちゃであふれ返っています。
おもちゃが勝手に「光って、音を鳴らして、動」いたらどうでしょうか?子供、やることがないですよね。
すぐに飽きてしまって当然ではないでしょうか。
そしておもちゃにも流行り・廃りがあります。
もちろんいつの時代でもあるし、おもちゃに限った話ではないですね。
しかし、そのおもちゃに一時夢中になったところでそのブームが去ってしまい、周りの子の熱も冷めてしまうと「自分もやめよ」って投げてしまう。
ご自身の服を買うときを考えてください。
今流行のみんなが着ている服買ったのはいいけど今期のみで来年は誰も着てなかった。
去年流行った服だから外に着ていくのは恥ずかしい…結局長く着られる服って、定番の形だったり色だったりになりますよね。
(財)日本おもちゃ図書館財団